最近、Notion(ノーション)でメモを整理していると、ページを開くたびに読み込みがくるくる回るのがとてももどかしく感じました。データが溜まれば溜まるほど遅くなる気がして、メモを1つ見るのにこんなに待たないといけないのかと思う瞬間が多くありました。そこで代替を探して出会ったのがObsidian(オブシディアン)です。今日はNotionが遅くてもどかしかった方のために、無料メモアプリObsidianを勧める理由を整理してみます。
Obsidian | Notionが遅くてもどかしいなら勧める無料メモアプリ オブシディアン
もちろんNotionも優れたツールで、コラボレーションやデータベース機能は依然として強力ですが、速くて軽い個人用メモ帳が必要だった私には、Obsidianのほうがずっと合っていました。どんな点が違うのか、一つずつ見ていきます。
Notionはなぜ遅いのでしょうか?
まずNotionが遅くなる理由から押さえておきます。Notionは基本的にクラウド(サーバー)ベースのアプリです。つまり、ページを開くたびにサーバーへデータを要求して受け取る仕組みです。そのため、次のような状況で体感速度がぐっと落ちます。
- データの蓄積:ページやデータベース項目が増えると、読み込みに3〜4秒以上かかることもあります。
- 複雑なデータベース:リレーション、ロールアップ、数式を多く使うほど重くなります。
- 画像・外部ウィジェット:カバー画像や外部ウィジェットが多いほどサーバー要求が増え、より遅くなります。
結局、Notionの強みである何でもできる機能が、軽いメモ用途ではかえって足かせになるわけです。
Obsidianが速い理由
一方、Obsidianは100%ローカルベースのアプリです。すべてのメモがサーバーではなく自分のPCのハードドライブにMarkdown(.md)ファイルとして保存されます。そのため、ページを開くときにサーバーを経由せず自分の端末から直接読み込むので、速度が本当に速いです。
- 即時の起動・検索:ノートがすべてテキストファイルなので、アプリの起動と検索が非常に速いです。
- ドキュメント数の制限なし:ハードの容量が許す限り、メモを無制限に蓄積できます。
- オフライン利用:インターネット接続なしでも大量のメモを高速に扱えます。
私の場合、Obsidianに移ってからメモアプリを待つという感覚そのものがなくなりました。クリックすればすぐ表示されるので、思考の流れが途切れません。
Obsidianの本当の魅力、双方向リンクとグラフビュー
単に速いだけではありません。Obsidianの核心機能は双方向リンク(バックリンク)です。[[ノートのタイトル]]の形で別のノートをつなぐと、つないだノートのバックリンクパネルに自動的に記録され、両方の文書が互いにつながります。
さらにグラフビュー(Graph View)をオンにすると、自分のメモがどうつながっているかが星座のように視覚的に一目で見えます。散らばっていた考えが一つの知識ネットワークにつながる感覚で、単なるメモを超えて個人知識管理(PKM)ツールとして使うのにとても良いです。
またObsidianはコミュニティプラグインが本当に多彩です。カレンダー、タスク管理、カンバンボードなど、必要な機能をプラグインで手軽に拡張できるので、使えば使うほど自分に合ったメモ環境を作っていけます。
価格:どこまで無料?
一番気になる部分でしょう。Obsidianのコアアプリは100%無料です。さらに2025年2月からは商用(業務)利用も無料になったので、会社の業務に使っても別途ライセンスなしで利用できます。
有料は付加サービスのみで、参考までに整理すると次のとおりです。
- Obsidian Sync(端末間の同期):年払いで月約4ドル
- Obsidian Publish(Web公開):年払いで月約8ドル
つまり、1台の端末で個人用メモ帳としてだけ使うなら、一銭もかけずにすべてのコア機能を使えます。同期も、実はクラウドフォルダ(Dropbox、Google Driveなど)を使えば無料で回避できます。
参考までに、標準の同期機能Obsidian Syncは上記のとおり有料ですが、プラグインを使えばGitベースで無料同期も可能です。Gitリポジトリにノートを自動でコミット・同期する方式なので、費用をかけずに複数の端末間でメモをそろえられます。この方法については後日、別の記事で取り上げます。
それでも知っておくと良い欠点
正直に欠点も挙げておきます。ObsidianはMarkdown記法とプラグインシステムに慣れるまで、初期の学習コストが少しあります。Notionのようにクリック数回できれいなテンプレートがさっとできる方式ではないので、最初はやや無骨に感じるかもしれません。
また、リアルタイム共同編集機能はNotionに比べて弱いです。複数人が同時に1つの文書を編集するチーム作業が主な用途なら、ObsidianよりNotionのほうが適している場合があります。
まとめると、一人で素早く考えを整理して積み上げる用途ならObsidian、複数人でデータベースと共同作業が必要ならNotionと考えればよいでしょう。
まとめ
Notionが遅くてもどかしかったなら、軽くて速いローカルメモアプリObsidianを一度使ってみることをおすすめします。コア機能がすべて無料なうえ、Markdownにさえ慣れれば速度も拡張性も満足できるツールです。最初の入り口は少し戸惑うかもしれませんが、数日使えばすぐ慣れるので、あまり心配しなくて大丈夫です!
もしObsidianに移る際につまずく部分があったり、おすすめのプラグインがあれば、コメントで一緒に共有してください。この記事がメモアプリ選びの悩みに役立てば嬉しいです!
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